ミニマリストの反対!?マキシマリストとは

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マキシマリストはどんな人?

ミニマリストの反対に位置する言葉に、マキシマリストがあります。
マキシマリストというのはモノに囲まれて生活することが大好きな人のことで、モノを持たずにスッキリとシンプルなライフスタイルを好むミニマリストとは、モノの所有という部分で正反対の特徴があります。

マキシマリストは、どうしてモノをたくさん持つことを好むのでしょうか?
その背景には、一つ一つのモノに対して思い出や愛着があったり、モノを使うことによって毎日の生活が便利になるという考えがあります。
モノに囲まれた生活をすることでライフスタイルの利便性や効率性が最大になるだけでなく、メンタルな幸福度の面でも高めることができるのです。

ミニマリストの反対に位置するのがマキシマリストというと、モノを捨てられない人とか、ゴミ屋敷になりやすい人をイメージする人は少なくありません。
しかしマキシマリストはモノを捨てられないのではなく、一つ一つのモノに価値や幸せを見いだしており、捨てられないのではなく捨てないという選択をしています。

しかしマキシマリストの中には、一つ一つのモノを「いつか使うかもしれない」「これはこんな時に便利だから」という理由で、捨てずにずっと保管し続けた結果、汚部屋やゴミ屋敷になってしまう人もいます。
整理整頓が得意なマキシマリストもいれば、あふれかえるモノに囲まれていても整理整頓の必要性を感じない人もいる点で、マキシマリストのライフスタイルは千差万別と言えそうです。

ミニマリストとの違いは?

マキシマリストとミニマリストは、いわば対極にいると言っても過言ではないでしょう。
ミニマリストは生活に最小限のモノしか持たず、できるだけシンプルな暮らしを好みます。
好きなものをたくさん購入して並べることを好まず、応用性が高いものを1つだけ持っていたり、持たずに別の方法でやりくりするアイデアやスキルが高い人が多いです。

ミニマリストとマキシマリストは、その人の性格や生活環境によって大きな影響を受けます。
しかしマイナビニュースが以前行ったアンケートによると、世帯年収とも関係があります。
世帯年収が1,000万円超の人はミニマリストを自負する人が全体の62%程度を占めるのに対して、マキシマリストを自負する人は全体の37%程度と大きな差が出ました。
もしかしたら、世帯年収が多い人は職場でたくさんのモノに囲まれてストレスフルな毎日を送っているので、自宅ぐらいはスッキリとシンプルに生活したいと考えるのかもしれません。

世代によっても、ミニマリストとマキシマリストの傾向は異なります。
ミレニアルなどの若い世代はとかくミニマリストの傾向が強いのに対し、高齢者になると思い出のモノに囲まれて暮らしたいという気持ちからマキシマリストになる傾向があります。