思った以上に電気代がかかる電子レンジの節約術とは?

  1. >
  2. >
  3. 思った以上に電気代がかかる電子レンジの節約術とは?

使用する時間帯に注意

普段自炊などをしない生活スタイルの人であっても、自宅に電子レンジくらいは設置しているのではないでしょうか。
外で購入したお弁当やお惣菜を手軽に温めて食べることができ、食器洗いの手間も省ける便利な家電ですが、実は非常に多くの電力を消費します。

一般的な電子レンジを使用した場合、1分間あたりの使用料金は役0.5円とされています。
そのように書くとたったそのくらいかと思うかもしれませんが、お弁当まるごとや飲み物類を電子レンジで温めようとする場合3分以上の時間をかけることも珍しくありません。

とはいえ電子レンジを使用する時間を短縮してしまうとせっかく温めようとしていた食材にしっかり熱が通らず食事をまずくしてしまいます。

そこでおすすめなのが、もし時間的に余裕があるのであれば使用をする時間帯を限定するということがあります。
最近では電気会社がプランを設定することにより、生活時間帯に合わせて料金設定を変化させることができるようになっています。

しかしそうしたプランを選んだ場合、例えば昼間の時間帯の電気料金は非常に高く、逆に深夜時間帯の電気量は安いというようなことになります。

日中自宅に誰かいるという場合には電気料金のプランに気をつけて、できるだけ高い時間帯には電気消費の大きい電子レンジは使用しないようにしましょう。

解凍時間を短縮

次に電気料金の節約をするために心がけたいのが、電子レンジを使用する時間そのものを短縮するという方法です。

先程、食べ物を温めるためにかかる使用時間は短縮できないと書きましたが、冷凍していた食品を常温状態に戻すための時間であれば先に準備しておくことで大幅に減らすことができます。

カチコチに固まった状態から常温にまで戻すのは非常に大変なので、例えば朝のお弁当に入れることが決まっている食材や、夕食に使う予定のある肉や魚といったものは数時間前から冷凍庫から冷蔵庫に移しておくことにより、使用をする時には解凍の必要のない状態になります。

電子レンジを定期的に掃除

それと電子レンジの内部は意外に汚れています。
特に焼き魚やゆで卵などをレンジに入れてしまった場合などは、内部で破裂を起こしてしまうのでその食品カスが飛び散って内部の壁面や扉の裏に付着する場合があります。

そうした汚れは放置していると嫌なニオイのもとにもなりますし、何より電子レンジ内部で発火の原因になったりします。

電子レンジの内部はできるだけこまめに清掃をするようにすると電熱の効率も高くなり、安全に長く使用をしていくことができます。
付着して簡単に取れなくなってしまった汚れについては、重曹や専用のキッチン洗剤を使用することによりきれいにすることができるでしょう。