冷蔵庫の電気代を節約する方法

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月額にかかる冷蔵庫の電気代とは?

冷蔵庫にかかる電気代は1ヶ月で700円〜900円程度で、具体的な電気代は地域や契約している電力会社によって異なります。
冷蔵庫の性能や仕様によっても違うため、一概にいくらとはいえません。
一般的に冷蔵庫が大きいほうが電力を多く使用し、電気代がかかると思われやすいですが、実際はそうともいえません。
冷蔵庫の大きさはあまり関係がなく、電気代にかかわってくるのは冷蔵庫の製造年数なのです。

実は今の冷蔵庫は性能がかなり上がっており、電気代をおさえる機能を持つものが多いです。
たとえ同じ容量の冷蔵庫でも、そういった機能を持つもののほうが、消費電力は少なくなります。

実際、5年前の冷蔵庫よりも、今の冷蔵庫のほうが電気代は年間1,000〜2,000円の差が出ることが判明しています。
6年以上前に購入したものはさらに電気代はかかると思ったほうがよいでしょう。
冷蔵庫を選ぶときは、年間消費電力量や節電効果を持つ機能が搭載されているか、製造年数を確認して判断してみてください。

電気代を節約する3つの方法

では、今ある冷蔵庫で電気代を節約する場合はどうしたらよいのでしょうか?
方法はいくつかありますが、その1つ目が冷蔵庫の設定温度を下げることで、設定温度が強になっていたら、中まで下げることで、電気代を節約できます。

例えば外の温度が22度の場合、冷蔵庫の温度を強から中に変えることで年間約1,900円の節約になります。
設定温度を変える装置は冷蔵庫の内部にあることが多いので、冷蔵庫の設定温度を一度確認し、設定温度を下げてみましょう。
ただし、食品によっては傷んでしまったり、品質が低下してしまうものもあるため、注意が必要です。

2つ目が、冷蔵庫に食品を詰め込みすぎないことです。
詰め込みすぎると、冷気が冷蔵庫内をうまく循環できなくなり、冷却効率が低下してしまいます。
冷蔵庫内全部を冷やすのに時間がかかり、電気代が上がってしまいますので、食品は十分にゆとりを持って入れるようにすると節約につながります。

ちなみに冷蔵庫内に食品を多く詰め込んだ場合と、その半分の量を入れた場合、後者の方が年間で約1,300円節約できます。
自宅の冷蔵庫を一度確認して、詰め込みすぎている場合は早めに消費するようにしましょう。
ただし、冷蔵庫の場合は詰め込みすぎていると冷却効率が悪くなりますが、冷凍庫の場合は凍った食品が周囲を冷やしてくれるため節約につながるという点は注意しましょう。

そして3つ目が、冷蔵庫の開閉回数を減らすことです。
冷蔵庫は扉を開けることで内部の温度が上昇し、もとの温度に戻すときに電力を使用します。
そのため、冷蔵庫のドアを閉めるのを忘れているとむだな電気代がかかってしまいます。
冷蔵庫の開閉頻度を半分に減らした場合は年間で約300円、ドアを開けている時間を20秒から10秒にした場合ば年間で約180円の節約になると言われています。