大根の皮を使った節約レシピを紹介

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大根の皮の漬物

昔ながらの料理の知恵として、大根は「捨てるところのない便利な野菜」という言われ方をされることがあります。
自分で家庭菜園や畑を持っている人、もしくはとれた野菜をそのまま購入できる環境にある人であれば、大根は根の部分だけでなく大根菜の部分までも使用をして料理を作ることができます。

一般的にスーパーなどで販売されている大根は葉の部分がとられている根のみの販売ですが、工夫をすることでその大根の皮の部分も使って料理をしていくことが可能です。

大根の皮の部分を使った料理としてまず簡単なのが漬物です。
大根の漬物というとたくあんを思い浮かべますが、大根の皮の部分を取り除きそれを細く切って味付けに漬け込むというのも美味しく食べられるレシピになります。

そのまま漬け込むと食べにくいので、取り除いた大根の皮は細く切り、容器の中に入れてポン酢などお好みの味を入れて密封します。
瓶の中などに入れて一晩くらい寝かせておくとちょうどよく味を吸い込んでくれるので、箸休めなどちょっとしたアクセント料理として利用をすることができます。

じゃこおかか炒め

大根料理をするときにわざと皮を剥かずに作れるレシピとしてじゃこおかかがあります。
大根の皮は煮物などにするときには剥かずに作るとどうしても硬さが出てしまいますが、炒めものとして調理する時には適度に歯ごたえを残しておいた方がおいしいので、皮をつけたまま刻むことがテクニックとして生きてきます。

じゃこおかかの作り方は、まず皮をつけたまま5mm程度の厚みで輪切りにし、それをさらに5mm幅くらいに縦に切っていきます。
それをフライパンに油を熱した中に入れて強火でざっと火を通します。
そこへ出しやみりんなどを入れて味をつけたら、最後にごまを散らして完成です。

大根は火を通すと内部から水分が滲み出てくるので、味付けの出汁に水分はあまり含めないようにし大根内部の水気を使うことでより風味を出すことができます。

わさび炒め

和風料理に多く使用される大根は、わさびの風味と非常に相性がよいです。
大根の皮だけでなく大根菜が手に入ったときにやってみてほしいのがわさび炒めで、こちらは大根の葉と皮を小口切りにしてそれをまとめてフライパンで炒めるという料理です。

ポイントは味付けにわさび醤油を使うということで、シャキシャキとした風味にわさびのぴりっとした味がおつまみにもご飯の付け合せにもぴったり合います。

ペペロンチーノ

変わり種レシピとして大根の皮をピーラーで薄く向いたものを平麺状に切って作るペペロンチーノがあります。
パスタのような見た目ながら大根でヘルシーに食べられるのでダイエット中の人の食事としてもおすすめできます。